【新社会人必見】保険を勧められたらまずは立ち止まる

2021年11月30日

写真AC

こんにちは。なにわらいふです。社会人2年目の春にFPに勧められるがまま高額の保険(医療・がん・生命・ドル建て)に加入し、その後勉強を進めていき約1年後にすべて解約しきったのは私です。

これまで保険に支払った費用は総額で120万円。後悔していますが非常に良い勉強になりました。

私の失敗談も含めて保険に加入しようと悩んでいる新社会人の方は必見です。

▼Contents

保険について知っておきたい話3つ

説明を受けるカップルのイラスト

大手企業に新入社員として入社した方ならわかると思いますが、生命保険の勧誘員の方が昼休みに職場に来ることはないでしょうか。

そういうところがきっかけとなって入るのではと思います。

そして今まで学生生活で真剣に保険について考えたことが無かったところに保険の勧誘員の言葉が入るのです。

1.『保険』の意味

保険とは「その事象に遭遇する可能性は低いけれども、遭遇すれば生活が破綻することを防ぐ」ためにあります。まずはこの本質を抑えましょう😄

では、「その事象に遭遇する可能性は低いけれども、遭遇すれば生活が破綻すること」とはどういう事象でしょうか?

  • 子育て世帯の配偶者の死亡…残された家族の生活費がヤバい!
  • 火事で家を失う…住むとこない。金もない。片付けもしないと…ヤバい!
  • 自動車で人をはねた…相手への賠償金が1億円…ヤバい!
  • 自転車で高齢者をはねた…損害賠償5000万…ヤバい!

以上の4つは、滅多に起こらないけど、起こったらヤバいですよね。数千万円単位のお金が一度に必要となります。

逆に、以下の場合はどうでしょうか

  • 病気になった
  • 大けがをした
  • がんに罹患した
  • 自分が死亡した

この場合、治療費等が必要になりますが、公的な支援制度を使えば月に十数万円もかかりません。すぐに生活は破綻しません。それに、会社員の方であれば病気になれば傷病手当金や勤務中や通勤途中に怪我をした場合は労災扱いで治療費の自己負担は必要ありません。男の子を治療する保険の先生のイラスト

よく「保険で安心を買う」という人がいますが、保険に加入したからと言って病気は治りません。

悪く言うと、「不幸になればお金がもらえる宝くじ」を購入しているのと同じと言えるでしょう。

2.『困難は分割せよ』

保険は必要最低限のものに加入する。貯蓄は貯蓄で行う。投資は投資で行う。(保険で投資、保険で貯蓄など、混ざってるものは中身がブラックボックスです)

ドクロ:イラストAC

「保険・貯蓄・投資」

この3つを分けて行うのが最もコストパフォーマンスが高いです。

もちろん、勉強は必要となります。勉強し賢くなれば余計なお金を支払わずに生活できます!

3.保険会社の存在意義を知る

保険会社といえども利益を上げる必要があります。

勉強して突き詰めれば世の保険の大半は不要です。その際たる理由は日本の公的保障制度の手厚さです。

消費者のことを考えて販売しています!っていう保険営業の方であれば、独身の社会人にお勧めできる商品はありません。保険会社も会社ですので利益を上げることが必要です。儲からない商品は販売しませんし儲けるために商売しています。

私たちは正しい選択をして、無駄なものにはお金を支払わないようにするべきですね✨

4.まずは貯蓄を最優先に考える

新社会人の方はまずは『貯蓄』をしましょう。月々の手取りの20%から30%を貯蓄に回すだけでも短期的な不安は取り除かれます。

また貯蓄さえあれば、たとえ失業しても病気になってもしばらくは生活ができます。保険への加入を考える、投資をする前にまずは生活費6か月分(目安は60~80万円)の貯蓄を目指しましょう✨✨✨

まとめ…必要最低限の保険

私が思う必要な保険は…

  • 子育て世帯/配偶者への適切な保険金の「掛け捨て生命保険」
  • 火災保険
  • 自動車保険(ただし車両保険除く)
  • 個人賠償責任保険

これだけです。最低これだけで人生最大のリスクには対応できますよ✨✨😄