私が育休取得のために意識したこと3つ
育休を取得するために会社に3つの行動を起こしました!
こんにちは!なにわらいふです。
男性の育児休業について、取得率は年々上昇しているもののまだまだ低率で推移していますよね。
ここ最近で取得率も上がり、会社選びに『育休を取得しやすい環境』を軸として持っている人も出てきています。
しかし、いざ育休を取得するとなると結構ビビってしまうもの。
そこで、今回は私が実際に育児休業を取得するために意識したことを3つご紹介します。
※私自身は2022年5月から育児休業を約1年間取得しています!
①人事担当者を味方につける
②理解のある同僚を味方につける
③上司に対しては本音はぐっとこらえてみる
▼Contents
育休取得のために意識したこと
私の所属の会社は、本社の管理部門などはオフィス勤務であり女性社員も多く育児休業を取得しやすい環境でした。
しかし私は支社・現場系の職場で、育児休業の取得者はいない状況でした。
そうであっても取得のハードルは高く感じるもの。
そこで私は『外堀を埋めていく』作戦を意識しながら行動しました。
①人事担当者を味方につける
まず、男性育休の取得率向上は国として目指している姿です。
私は人事部との目標面談時に「私、実は将来育児休業などを考えている」というボールを投げました。
人事部からは…
「わかりました。ただ、権利としてあるが職場の理解も重要であることを理解してください」
との回答。
この回答で私は、育休は取れると判断しました。
最終的には人事担当者を味方に付ければいいのです。
企業にもよりますが、育休取得を考える際は直属の上司より先に人事部への相談や打診がうまくいくパターンもあるかもしれません。
②理解のある同僚を味方につける
二つ目は理解のある同僚を味方につけることです。
上司への報告の後、「俺、育休考えてるんだよね」という宣言を同僚にすると…
同僚からは
①「お、育休取るんだ。頑張れよ~」という前向きな反応と
②「仕事に影響でるんじゃないの?」というネガティブな反応
の2種類に分かれます。
そして、育休取る宣言をすることで周囲の目は必ず変わります。
『この人、●月から育休入るから仕事どうなんだろう…』という興味や関心を持ってもらえます。
この時、先ほど①の「お、育休取るんだ。頑張れよ~」と言ってくれた同僚に相談や引継ぎ等を行うとスムーズにいく可能性が高いです。
職場の人間関係やコミュニケーションを見直すきっかけにもなります。
③上司に対しては本音はぐっとこらえてみる
多くの企業では、まだまだ権利や制度だけを主張しても納得のいく育児休業を取得することは難しいです。
いまの時点では、課長補佐級→課長級→部長・室長級となるにつれて育児休業に対する反応は芳しくないところもあると思います。
私の場合、上司から「奥さんは取ってほしいと言ってんの?」聞かれましたので、私は即座に「YES」と答えました。
ここで大事なことは、「いや…私が取りたいと思いました」と主張したい気持ちをぐっと我慢することです。
※少なくとも今の時点では…
同意や共感を得るための手段として、自分の主張を抑えることも大事です。
ただ単に産後の心も身体もずたずたになっている妻をサポートしたいというものが一番の理由でしたが…そこは敢えて触れず、
「妻の希望もあります」
という回答をしました。
実際、妻の希望で取得することも嘘ではありませんので、この回答で同情を誘いました。
上司の方々は妻に子育てを任せていたことが多く、
『まあ確かにそうだよな。俺も結構迷惑かけてたしな』
『産後、妻との仲が悪くなってしもうてな…』
という意見も少しこぼれてきますので、共感を得ることができるかもしれません。
そういう作戦を利用するのも良い事だと思います。
まとめ:自分の味方を増やして育休を取得しよう
私が育休を取得するために意識したことを3つご紹介しました。
①人事担当者を味方につける
②理解のある同僚を味方につける
③上司に対しては本音はぐっとこらえてみる
外堀から埋めていき、最終的に上司はNOと言えない環境を作っていく…
そのような意識で私は育休の取得を行いました。
しかし正直、こんなことを考えずに育休とれる社会になってほしい!というのが私の願いです。
育休を取得することが正解ではありませんが、
育休制度をすべての人が理解をしたうえで、取得を希望している人は皆がとれる社会が訪れることを願ってやみません。
育休を積極的に取りたいと感じている夫の皆さんの中には
『育休は 取りたいから 取る』
という方が多いと思いますが、40代~50代の上司の理解は得に
くい状況は続くでしょう。
こんな調整や根回しなどせずに「育休取ります!」「OK!」といえる社会になってほしいですね。
それでは!